2023年10月22日から23日にかけて南伊豆の青野川に釣りに行って来ました。
ハゼを釣りたかったのですが、なかなか状況は厳しく、釣果には恵まれませんでした。
ただ、釣り場の環境は自然豊かで申し分なく、穏やかな秋の日和の中、ゆったりと楽しい時間を過ごすことができました。
夕マズメにハゼ1尾
まず、22日(日)PM3時頃に現地到着、その日泊まる休暇村南伊豆にチェックイン。
そこから15分位歩いた場所にある弓ヶ浜大橋付近で小手調べに竿を出してみました。
先に入っていた釣り人がいて、状況を聞くとハゼを狙っているがあまり芳しくないとのこと。
それでも数匹はキープされており、小さなクロダイ等も釣れている様子でした。
橋の下流河口に向かって右側の川辺に降り、青イソメをエサに延べ竿でミャク釣りをしてみました。
時々アタリはあるもののなかなか釣れずにいましたが、薄暮の時間帯にようやくマハゼを1尾ゲットすることができました。
夕マズメの時間帯は川面に多くの魚が跳ねて波紋を作っており、ハゼではないようですが、魚の数、活性自体はとても良いように感じました。
結局、今回の釣行でハゼはこの1尾のみでした😢
朝マズメにクロホシフエダイ
翌朝5時頃、まだ薄暗い時間から再び弓ヶ浜大橋のたもとに行ってみました。
前日の場所の対岸でコンクリートの岸壁と小さな船の係留所がある場所です。
前日の夕マズメ時と同様に、盛んに魚が飛び跳ねて川面のあちこちに波紋が現れては消えています。
最初のうちは、ちょい投げで底をサビく釣り方をしてみましたが、アタリがないので延べ竿を取り出しウキ釣りを試してみました。
ウキが消し込まれ、合わせるとググっと手ごたえがあり、見たことがない魚が釣れて来ました。
ネットで調べるとクロホシフエダイの幼魚のようでした。
なるほど黒い星のような斑点が目につき、わかりやすい特徴を持っています。
クロホシフエダイ
幼魚でしたのでリリースしましたが、食べても美味しい魚のようです。
河口部堤防ではベラのみ
休暇村に戻って朝食をとりチェックアウト後、今度は弓ヶ浜海岸を通って青野川河口にある石積みの堤防周辺を試してみました。
堤防付け根の河口側が浅い岩場になっていて魚の姿が見えたので、探ってみると色鮮やかな魚が釣れて来ました。
ニシキベラのようでした。
青野川ふるさと公園ではアタリなし
その後、河口部から徒歩で30~40分程度上流にある青野川ふるさと公園に移動しました。
今回はハゼが目当てでしたので、事前に調べた情報で釣れる可能性ありと思ったからでした。
ただ、この場所でもハゼを釣ることはできませんでした。
延べ竿で川辺を移動しながら正午前後の2時間探ってみましたが、まったくアタリが取れませんでした。
他に釣り人もいませんでしたので、わかりませんが、釣り方が悪かったのか、時期的、時間的な問題なのか魚のいる気配が感じられなかったです。
青野川ふるさと公園
今回は釣れませんでしたが、
芝生の広場や遊具などもあり、家族で遊びに来て釣りをするのにもよい場所と思います。
帰り際にキス2尾追加
青野川ふるさと公園は厳しかったので、最初に釣りをした弓ヶ浜大橋のところまで戻って来ました。
橋の下周辺の岸壁に陣取り、帰りのバスの時間までちょい投げでやってみました。
風がほとんどなかったので、PEライン0.8号に1.5号のオモリでよく飛び、軽快に釣りができました。
仕掛けが軽いのでアタリもよく伝わって来ました。久しぶりのアタリでしたので、喜びつつ巻き上げるとハゼかと思いきやキスでした。
このあともさらにキスがもう1尾続けて釣れました。
キスというと砂浜や堤防での投げ釣りの対象のイメージが強いのですが、河口からずいぶん遡った場所でしたので意外に感じました。
ハゼとキスは天ぷらと骨せんべいに
今回の釣果は少なかったですが、天ぷらにしていただきました。
貴重な3尾でしたので、背骨も捨ててしまうのはもったいなく感じられ、一緒に揚げて骨せんべいにしてみました。
硬さはまったくなく、ポリポリと問題なく食べられました。