【足保港】富士を仰いで

【足保港】富士を仰いで

大きく富士山が見える美景の釣り場

 2024年5月12日沼津の足保港に行って来ました。
 
 釣果は芳しくありませんでしたが、富士山の雄大な姿を眺めながら釣りができるとても良い場所でした。

港内夜明けの景観

初訪で深夜からの釣りはキビしかった

 本来は5月13日に釣りをする予定でした。

 ところが、かなりまとまった雨の予報が出ていたため、1日繰り上げて12日の釣行となりました。

 日曜日で人気の釣り場ということもあり、気合を入れて深夜未明の時間に釣り場に到着、釣り座の確保と準備を始めました。
 
 釣り場は堤防の外側は一段高く、内側は低くなっていて外側、内側どちらでも何かしら釣れるようです。

 初めて釣り場で何が釣れるかもわからないし、深夜ということもあって、とりあえず安全な内側に向けて竿を出すことにしました。

最初はネンブツダイその後アタリ無し

 サビキ釣りで何が釣れるか探ってみます。

 少し離れた場所ではイワシがかなり釣れているようでした。

 こちらはしばらく仕掛けを投入しますが、なかなかアタリがありません。

 それでもしばらくすると竿先にアタリを感じ、上げてみるとネンブツダイでした。

 その後ネンブツダイが連続して釣れ、その他の魚は全く釣れる気配がありません。

 この魚は夜行性のようで、岸近くに群れていることが多いようです。

 暗くなってから真下を狙うサビキ釣りで、コマセに寄って来てしまうとネンブツダイしか釣れない状況にハマってしまうことがあります。

ネンブツダイは夜行性のようです

小メジナとスズメダイが最後に

 夜が明けてからネンブツダイのアタリが遠のきましたが、かといって他の魚が釣れるようでもありません。

 オキアミをエサにしたウキ釣りに変え、眠気に耐えながら待っていると水面下に小メジナと思われる魚の群れがコマセに集まって来ました。

 しばらくするとウキが消し込まれ、合わせるとグイグイと元気よく竿を引き絞る魚の手ごたえ、小メジナでしたが、延べ竿でのやり取りは楽しいものです。

 その後も小メジナが数匹かかり、あとはスズメダイが追って釣れました。

富士山を拝んで釣り場を後に

 今回はアジやサバ等、回遊系の魚は釣れず、まだ時期が早かったのかも知れません。
 
 それでも日曜で多くの釣り人が来ていて、アオリイカの大型が釣れていたり、堤防の外側にむかってフカセやカゴ釣りをする人に大型の魚が釣れていた様子でした。

 もう少し時期が後になると魚たちの活性も上がり、手軽にいろいろな魚が釣れるようになりそうな釣り場でした。

雲の合間から富士山がよく見えました

日曜日で釣り人が多かったです