【下田港】メッキが好釣、アジは沈黙

【下田港】メッキが好釣、アジは沈黙

 2024年11月18日、伊豆の下田港でアジを狙って釣りをして来ました。

 前日の午後遅く現地に到着、釣具店でアミコマセを調達。

 状況を聞くと少し前まではアジはよく釣れていたが、ここ数日は釣れていない。
 
 ただし、日によって差があり、釣れる時は釣れるようで、運頼みで何かしら釣れればと思い釣り場に向かいました。

前日微風穏やか翌日一転暴風に

 翌日の早朝がメインとなりますが、宿のチェックインを済ませた後、小手調べにまどが浜海遊公園で投げサビキをやってみました。

 風も無く穏やかで釣りやすかったのですが、アタリは全くなく、釣果はありませんでした。

 ただ、夕刻にナブラが立ったりして、魚の気配が全くないわけではなく、明日に期待してひとまず納竿しました。

前日の夕方は風は無く、波穏やか

翌朝は暴風と表現していいような強風で波も立って、釣り座で何度か水がかかる位でした。

延べ竿を引き絞る強烈な引き

 日の出時刻が遅くなり、朝は6時頃にならないと明るくなって来ません。
翌朝は暗いうちから稲生沢川の河口に近い造船所跡地で釣りを始めました。

 5.4mの延べ竿を使ってサビキ釣りです。

 昨日と打って変わって、ものすごい風が吹き、海が荒れていました。
しかも正面からの向かい風で、仕掛けの投入に苦労します。

 しばらくするとコマセが効いて来たようで、コツコツと小さいアタリがあり、最初の獲物としてネンブツダイが釣れて来ました。

 この魚やはり夜行性のようで、暗い時間によく釣れます。

 その次に来たのはかなりの手ごたえ・・少しい浮かせるとまた潜られを繰り返し、なかなか水面に浮いて来ません。
 
 ゴボウ抜きはできそうになく、タモを片手にようやく手近に寄せて来るとどうやらアイゴのようです。

 正体がわからない間はやり取りを楽しみつつ何が上がってくるのか期待しましたが、少し残念でした。
 

夜明け前、最初に来たのはネンブツダイでした。

やり取りを楽しませてくれたアイゴです。
30cmくらいありました。

メッキとアイゴが交互に

 その後はメッキの群れが回って来たのか、連続して釣れるようになりました。15~20cm位の型です。

 本命のマアジがその後釣れる保証は無いので、キープしました。

 アイゴも最初に釣れたサイズよりも小さいのが、時々釣れて来ます。こちらはヒレの棘が危ないので慎重に針を外してリリースします。

 他にはかわいいサイズのサンノジやベラがゲストに釣れました。

メッキは綺麗な魚体をしています。

尾びれの前に3本線、サンノジでしょうか。

アジの回遊待つも期待かなわず

 アジが回って来ないかと思いつつ、粘っていましたが、結局この日は姿を見ることはできませんでした。

岸壁間際に仕掛けを落とすと小型のベラがよく掛かって来ました。

風は収まらず見切りをつけ早めに納竿

 強風はなかなか収まる気配を見せず、波も荒くて釣り座まで時折水しぶきが飛んでくる状態でした。

 コマセを入れていたバケツが飛ばされたりもして、これはもう難しいかなと予定より早めに納竿し、釣り場を後にしました。

 釣りは自然相手なので雨が降ったり、風が吹いたりも多く、万全な状態で行えることの方が少ない位です。
 
 今回の釣行のように厳しい天候の時は無理をせず、安全優先で行い、場合によっては断念する判断も必要に思いました。

青空が澄んで風さえ無ければ絶好の釣り日和だったのですが・・

刺身・なめろう等で美味しくいただきました

 今回の釣果はメッキのみでしたが、刺身、なめろう、フライ、骨せんべいにして、いろいろ味わってみました。

 型は小さかったのですが、刺身も割合美味しかったです。またカリッと揚がった骨せんべいは最高でした。