【土肥港】狙いを絞れず厳しい結果に

【土肥港】狙いを絞れず厳しい結果に

西伊豆方面へ初めての釣行

2023年12月10日から11日にかけて西伊豆の土肥港へ行って来ました。

西伊豆方面に釣りに行くのは初めてで、電車とバスを乗り継いでのちょっとした長旅になりました。

特急踊り子で東京駅から修善寺駅へ向かいます。


修善寺駅に到着。
割と新しく小奇麗な感じのする駅舎でした。


ここから土肥までバスで山あいの道も通りながら小一時間かかります。

美しい夕日穏やかな海

土肥港へ着き、まず釣具店でアミコマセを購入しました。
近況を聞くと私がやろうとしているサビキ釣りやウキ釣りではイワシや小メジナ等が釣れているようです。

宿泊先にチェックイン後、日没までわずかの時間ですが、まずサビキ釣りで何が釣れるか試してみました。

この日は晴天で風も無く、海に接する空や港を囲む山々が赤のグラデーションで染まりとても綺麗です。

しばらくコマセを打っていると竿先に感触があり、手ごたえで小さな魚とわかりましたが、ネンブツダイが上がって来ました。

イワシやアジ等はその後回って来ず、ネンブツダイのみが続きましたが、日も暮れてしまったので、ひとまず宿に引き上げました。

ネンブツダイの猛襲には翌日も悩まされました。


西伊豆の夕景はとても綺麗でした。

ネンブツダイの生命力に降参

翌日は夜が明けきらないうちから宿泊先近くのコバルト堤防という場所で竿を出しました。

この堤防は潮通しがよく、青物も釣れる好釣り場のようで、前日の日曜はかなりの人が釣りをしていました。

この日も平日でしたが、既に3人くらいの人が入っており、堤防の先端でアオリイカ狙いのようでした。

私は堤防の横から港内に向かってウキ釣りをしてみました。

暗闇の中でケミホタルを付けたウキが消し込まれ、見たことのない魚が釣れて来ました。

後で調べるとハタンポという魚であることがわかりました。

それ程珍しい魚ではないようですが、夜行性のためかこれまでお目にかかったことがありませんでした。

その後は前日に続き、ネンブツダイが途切れることなく釣れ続けました。

イワシの群れが海面下に見えて、それを狙って仕掛けを入れても途端にネンブツダイの大群が押し寄せ、先にエサを捕食してしまいます。

小さいながら生命力の旺盛さに感心しました。

ハタンポという魚を初めて釣りました。
後でフライにして食べてみましたが、不味くはありませんでした。

外道かリリースサイズのみで終了

日が昇ってからもネンブツダイが釣れ続け、うんざりとして来ました。

他の魚を何とか釣りたいと思い、延べ竿からちょい投げ用の竿に切り替え、堤防の際等の底を探ってみました。

終了間際にカサゴやアカハタが釣れましたが、どれもリリースサイズばかりとなり、物足りない心持ちで釣り場を後にしました。

トウゴロウイワシでしょうか。
群れをなして堤防近くに回って来ましたが、ネンブツダイ先にエサを取られなかなか釣れませんでした。


カサゴの唐揚げも食べたかったのですが、残念ながらリリースサイズしか釣れませんでした。


アカハタ?


オキフエダイ?
これも小さかったですが、針を飲まれ弱ってしまったので、持ち帰り食べてみました。


日中は穏やに晴れましたが、イカ釣りの人もいなくなり閑散としていました。

寂しい釣果でしたが、感謝していただきました。

どれも小さかったので、身は全部フライにし、ハタンポとオキフエダイの中骨も揚げて骨せんべいにして食べました。

食べる部分が少なかったのですが、それぞれ美味しくいただきました。